読書感覚文
主観と感覚のままに書き殴ります。ネタバレは、未読の方が今後読んでも楽しめる範囲で
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俺のかーちゃんが17歳になった ②
俺のかーちゃんが17歳になった②



(あらすじ)
 メー子が隆史の家に結婚の挨拶に来る。年齢的にまだ早いと17歳の肉体を手に入れたかーちゃんやばーちゃんに諭される。メー子がしきりに隆史の家族の仲間に入りたがる理由とは……?

・展開が明確におもしろい!
・メー子のキャラ立ちが半端ない!
・家族というテーマと展開の見事な融合!

メー子の家族問題を臭わせながら、17歳のかーちゃんの問題を絡めてストーリーを展開させる技術がすごいです。
隆史君と彼女のメー子との会話が本当に素晴らしい。
こういう立体的な会話ができる関係は、傍から見ていて楽しいし、二人をさらに応援したくなります。
第四話以降『セブンティーン』一連の流れは面白すぎる。ファニーじゃなくてインタレスティングです。笑いを込めずにここまで楽しいのは久々かもしれません。コメディ部分のやや読者層とズレている感が玉に瑕。もったいない!
読了後に彼らのその後を想像して楽しめるって、小説として大成功なのではないでしょうか。
今回名言が多かったです。p.259とかp.282とか。
妹の立ち位置も良いバランス!
引き際の隆史君の台詞が鮮やか!
この巻で終わりなのが残念でなりません。
最後にひとつだけ。p.117の挿絵は1ページ後ろにつけないと意味がないと思います。


主観:(+)

オススメ度:A


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俺のかーちゃんが17歳になった
俺のかーちゃんが17歳になった
第19回電撃小説大賞<最終選考作>



(あらすじ)
 隆史の母親が17歳になる。とある宗教儀式を受けると寿命の残り半分を犠牲に17歳の肉体を手に入れることができるらしい。隆史は母の突然の決断に戸惑う。恋をしているのかも? 真相を確かめるべく、隆史は妹の優香とともに17歳の母を尾行することに……。

・テーマの重さがちょうど良い
・第一話の完成度の高さ
・メー子のキャラクターが素晴らしい
・絶対に2巻も続けて読むことを推奨

短編部門からの出版化ということで、第一話の完成度の高さに納得です。
家族というテーマはラノベではなかなか珍しい。逆に新鮮で面白いです。
連続ドラマに向いていそうな題材、ストーリー展開に思えます。
第二話で登場するメー子のミステリアス感が半端ない。
これはおもしろくなるぞ! と、期待させつつ、なかなか予想の上を行く展開に持って行ってくれないので少し残念。
基本は第一話で提示し解決したテーマを、第二話~第四話にかけて再展開する構造。
さすがは書き慣れたプロ! 一貫したテーマを場所やシチュエーションを変えて書き切る手腕は見事。良い意味でも悪い意味でも安定したおもしろさがあります。
大きな動きで面白さを作るよりも、与えられた状況の中でテーマを掘り下げるのが得意な作家さんなのかな、と勝手な感想を抱きました。
もし物足りなく感じても、絶対に2巻を読んでいただくことをお勧めします!
2巻とセットなら文句なしにお勧め度Aなんですが、単体での評価ということで今回はひとつご了承を。


主観:(+)

オススメ度:B


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ほうかご百物語6
ほうかご百物語6



・さすがの魅せ方!
・真一回
・狼少年
・蛇のキャラがすてき

絵の中に入っててんやわんやというお話。
p.146のショートカット演出はさすがです。
これだけ切り替えをサクサクやっていただけると、興味の持続が絶えません。
三巻のときに述べた本作の二大要素
・妖怪大百科
・絵師の自己実現
今回は後者のテーマを軸に物語が進行します。
キーパーソンのニコ先生のキャラは非常に賑やかで楽しいですが、真一君が絵師として成長するための彼女の必要性の説得力が若干弱いかなとは思いました。
これまでの妖怪退治系のストーリーが濃すぎて、
また、これまでに真一君が説き続けたイタチさんへの愛が濃すぎて、
読者にとっては、ニコ先生の言葉の重要性、彼女のすごさというのが弱く感じられるのです。
そのため、いわゆる主人公に迫る究極の二者択一モノのカタルシスは弱め。
そこで、補強のためでしょう、疑似主人公として狼少年との重い会話と、見事なスカシをかましてくれます。
この「シリアスっぽく見せかけて~? 実は~?」というノリの軽さこそ、『ほうかご百物語』だという感じがするのも事実。
その安心感こそ、本作の魅力なのかもしれません。


主観:(+)

オススメ度:B


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