読書感覚文
主観と感覚のままに書き殴ります。ネタバレは、未読の方が今後読んでも楽しめる範囲で
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ほうかご百物語7
ほうかご百物語7



・イタチさんが普通の女の子になっちゃった!
・「できること」と「好きなこと」
・「守る」ってなんだろう
・粂神さんのキャラが大暴走

イタチさんから妖術を取り去る!
というアイデアを存分に転がした本作。
妖術が使えなくて不安になるイタチさん。
自分という存在の不安定さに苦しむイタチさん。
励ます真一君。
最終決戦はまさに、自分との戦い!
キャラクターの心の移り変わりを非常に楽しく読み進めることができました。
今回の一番の見所は、
p.109のイタチさんのちょっといじわるな一面。
心が不安定かつ、真一君との距離が大きく縮まったこの瞬間だからこそ説得力を持って読むことの出来る、これまでとちょっと違うイタチさん。
本当に読ませ方が見事だなぁと思いました。


主観:(+)

オススメ度:B


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黒崎麻由の瞳に映る美しい世界2
黒崎麻由の瞳に映る美しい世界2



(あらすじ)
 三学期に入ったある日、光輝と麻由はピアノコンサートへ行く。ピアニストの青島は彼らの高校の先輩にあたり、麻由の生みの母である故藍坂奏の教え子だったらしい。本格的に青島の元でピアノをやりなすことにした麻由は、クラスメイト柴原の所属する合唱団のピアノ伴奏をすることに。師弟関係、友達関係を深めていく中、突然麻由の父黒崎壮二が現れる。

・恋と救済の物語
・まゆちの変化を見守り、応援したくなる小説
・ノギハラ編
・キャラの関係が鏡になっていて、一巻と読み比べるとおいしさ倍増!

まゆちのサービスショット多くて美味しかったです。
一巻の見事なグレードアップと評して間違いないと思います!
黒井&黒崎
青島&ノギハラ
の関係が見事に鏡になっていておもしろい!
黒崎を救済した黒井。そして、ノギハラを救済できなかった青島。
黒井君の裏にノギハラ君が見えるというのも一興。

ウィッグとヅラのくだりは面白かった。美黄川さんのキャラははっちゃけてていいですね。この子が出てくるだけで、引き締まりすぎた空気をゆるめてくれる。
黒井黒崎のカップルの進展を追うのも楽しかったです。
電話シーンが全三回p.90~、p.145~、p.245~、と明確な関係の進歩が見られます!
p.264のオチもよかった。微笑んでしまいました。

正直、この後、ノギハラ君の立ち位置をどうするのか、まったく予想がつきません。
次巻も楽しみにしています。
最後に。
p.248「トレイ借りていい?」の誤植は、せっかくの高まってきたシリアスなシーンぶちこわしですよ(笑) 「リビング出て右の扉」に「おぼん」って……。
首をひねりながら「トレイ」でなんとか解釈しようとがんばってみましたが、無理でした。席を立つ口実に借りるものと言ったら「トイレ」ですよね。


主観:(+)

オススメ度:B


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