読書感覚文
主観と感覚のままに書き殴ります。ネタバレは、未読の方が今後読んでも楽しめる範囲で
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ゼロから始める魔法の書
ゼロから始める魔法の書
第20回電撃小説大賞<大賞>



・魔術と魔法の違いがわかる
・主人公が斬新
・食べ物の恨みは恐ろしい
・ロジックとマジックの融合
・シリアスとコメディのバランス良い

本作の大きな特徴として「魔術」と「魔法」の明確な差別化に挑戦しているということでしょう。
魔術って何?
魔法って何?
読むと「なるほど!」と納得させられます。
ロジックが非常にわかりやすいのです。
これだけ体系的に丁寧に世界観を示してもらえると、魔法モノが苦手な読者でも入っていけます。
地の文での説明じゃなくて、ヒロインのゼロさんが会話の中で、丁寧にたとえ話を挟み込みながら教えてくれるので、本当にわかりやすい。
「獣降ろしの呪術返り」の説明には感動しました。
ロジックの積み重ねがとにかく丁寧です。
だからでしょう。序盤の「動き」は少なめです。
後半以降も、「動き」はあるんですが、ロジックの挟み込みが半端ないので少なく見えます。
私はこれを勇気ある割り切りだと解釈しました。
というのも、この作品、魔法&剣モノでありながら
視覚効果をガンガンに発揮したアクション&バトルシーンではなく、
ロジックを駆使した信念と信念のぶつかり合い、意志と意志のバトルに重きを置いているのです。
おもしろい。
ただ、犠牲への精算がちょっと煙に巻かれた感じはしました。
着地点の妙なもやもや感。
どうしても「ぬるい」という感想を抱いてしまうんですよ……。
正しいんです。
展開として間違いないと思うんです。
ロジックでがっちり固めている。
キャラの行動原理もしっかりしている。
正解だからこその、なんかちょっと消化不良という気持ち悪さ。
でも、やっぱり好きなんです。この作品。
最後の一文読んで、拍手を送りました。


主観:(+)

オススメ度:B


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魔法モノ読んだことない方には、まじめに「ゼロから始める入門書」としてオススメです↓




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