読書感覚文
主観と感覚のままに書き殴ります。ネタバレは、未読の方が今後読んでも楽しめる範囲で
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お留守バンジー
お留守バンジー
第12回電撃小説大賞<大賞>



・19世紀東欧
・ご主人様不在のお城に人影? いいえ、妖影です
・お城の中は愉快な仲間でいっぱい
・そんな仲間達をまとめる女精(バンジー)のアリア
・へんてこな仲間に囲まれて、彼女はお留守番を全うできるのでしょうか

ガーゴイルにゾンビに亡霊にサキュバスに魔女、そして妖精さん。
個性豊かな仲間達の交流を軸に、ほっこりあたたまって、ちょっとだけスリリングな物語。
まるでジブリ映画を見ているような印象を受けました。
もう二年早くこれが出ていれば、宮崎監督は『魔法使いハウルと火の悪魔』をあんなに改変してまで映画化しなくても済んだかも知れません。(原作のテーマとキャラの精神構造を改変しまくって物語をちぐはぐにした駿先生をディスっているわけではありません。あの映画のおかげで原作知って読んだ方もいるでしょうし。そもそも映像化にあたって本媒体のテーマや設定を変更するのは当然。必要な場合もあります。その移行過程で、バランス調整を失敗してしまうこともあるでしょう……)
この『バンジー』で提示されるテーマが映画版『ハウル』で提示しようとしたと思われるテーマなんですよね。
で、もともとそのテーマに合わせて作られている『バンジー』の方が映画版『ハウル』よりも見やすいし、伝わりやすいと思います。
キャラが個性的で、読んでいて楽しいです。
笑えます。
しれっとアリアちゃん凄く可愛い。
フンデルさんの腕もげるシーン大爆笑。
首無し兄さん「そんなごむたいな」って台詞おもろすぎ。
キャラを立たせるためでしょう。一話完結の週刊連載漫画のような展開が序盤中盤続きます。
それぞれのエピソードは本当におもしろいんです。
が、一冊の本で読むとどうしても中だるみに見えがちです。
設定とキャラを最初に決めておいて、各々エピソードで毎回盛り上げて締める、というおもしろ特集スタイルは、やはり一本の小説では厳しいのかなぁ……。
このスタイル。おもしろいことはおもしろいんですよ。でも、次から次へとハンガーの連続で展開していくような一本筋の通った作品には明らかに見劣りしてしまうんです。
だからこそ、不遇だと感じてしまうのです。
本作『バンジー』、主観だと(+)三つ足したいぐらい大好きな作品でした。


主観:(+)

オススメ度:B


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すっごく可愛い妖精メイドさんを泣かせたい方にオススメです↓



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