読書感覚文
主観と感覚のままに書き殴ります。ネタバレは、未読の方が今後読んでも楽しめる範囲で
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ミミズクと夜の王
ミミズクと夜の王
第13回電撃小説大賞



・描写が丁寧
・すっと入ってくる文章
・主人公ミミズクのキャラの安定感
・安心して物語に身を委ねられる名作

読み始めてすぐ、丁寧に訥々と綴られる描写と、気持ちの良い肩すかしを食らわせてくるミミズクというキャラに心を掴まれました。
居場所を追われ、居場所を求め、居場所を壊され、そうして自分の意思で居場所を選択する。
シンプルなテーマをまっすぐに。
ディズニー映画のような雰囲気を持っています。
起承転結がきれい。
転の部分の嫌な感じとか、本当によく味が出ています。
おかげでp.183が、すっごく気持ち良いんですよね。
ページの前で叫びたくなりました。
本当に良い作品だと思って読み進めていました。
しかし!
一カ所だけごめんなさい。
p.247~の展開が私には傲慢に感じられます。
彼の精神的な成長が踏みにじられたような気がして、ものすごく腹が立ちました。
彼が自身で解決しようとしたことを、成長へのご褒美とでも言わんばかりに他者が勝手に解決するなんて、余計なお世話以外のなんなんでしょう。
それで彼が救われたと感じたなら、結果論でオッケーなんですか?
彼の運命は彼のものでしょう。彼が選択すべきことでしょう。おっちゃんの台詞は後出しじゃんけんですよ。
自分の居場所は自分で選択するって、この作品のテーマじゃなかったんですか?
物語の説得力を欠いているように感じられます。
ですが、そうすることで美談だと感じる人もいるのでしょう。
この作品、メリハリの付け方がホントに上手いですよ。
だから本気でぶち切れるほど物語に入り込んで読んでしまいました。
怒気を込めて、全力でオススメします。


主観:(-)

オススメ度:A


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美談か醜談が確かめたい方にオススメです↓





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