読書感覚文
主観と感覚のままに書き殴ります。ネタバレは、未読の方が今後読んでも楽しめる範囲で
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ほうかご百物語3
ほうかご百物語3



・温泉回
・期待を裏切らない
・設定の生かし方が見事
・クライマックスの盛り上がりが<大賞>受賞作
・まよひが!
・最近、小説を一冊書けば体重が一割減ることに気づきました。あと七冊が限界です(嘘)。←!!!!

イタチさんの「良い子」キャラの使い方が見事です。
風呂イベント酔っ払いイベント誤解イベント拉致監禁イベントなど、お約束の楽しいイベントをガンガン盛り込んでくれます。
が、一般的なヒロインキャラと違う反応をしてくれるのが本作の見所。
楽しいだけではありません。
第一章から第二章で、真一君とイタチさんの未来を暗示させる気の利いた作り。
コメディに不安や悲しみを混ぜ込むのがホントお上手!
二人の関係の投影。
読んでいるこっちが、二人の将来について考えさせられます。
ある仕掛けについて、
第四章を読んでいる途中は凄く気になってしまいました。
・第三章で十分布石の機能が果たされいるせいで、逆にp.193が説明過多に見える
・p.187で叙述トリックを使いたかったんだろうけど、それ以上に、p.217「先輩? 何だっけ?」の面白さ減少がもったいない
しかし、第五章読み始めて納得。
その仕掛けを使う上で唐突に感じさせないための配慮だったのでしょう。
第五章が上手いんです。
あの仕掛けを使うメリットは読者への「裏切り」による面白さをより増長させることにあります。
すごく機能していて、直後の真一君の台詞にすごく説得力あります。
彼の意見に激しく同意。
p.258でぞくっとしました。不安になりました。良い意味で裏切られました。カタルシスを感じました。
はい。作者の思惑通りです。脱帽です。
だからこそ、
第四章のアレはわざと下手に見せたのかなという気がして、ちょっと構成上のあざとさを感じてしまいました。
ストレートに第五章で使って問題なかったと思うんですけどね……。
クライマックスシーンは本当に盛り上がりました。
気持ちよかったです。
本作は、
・絵描きの自己実現
・妖怪大百科
という二つの側面がありますが、前者を最大限生かして作ったクライマックスが一巻、後者を最大限生かして作ったクライマックスがこの三巻と言うことができるでしょう。
一巻から三巻までの内容を取捨選択しながら練って練って再構成して90分でまとめたら、『オトナ帝国』とは別路線の傑作アニメ映画が生まれそうな予感がします。


主観:(+)

オススメ度:B


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単体でももちろん面白いですが、一巻から三巻合わせても、オススメです↓







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