読書感覚文
主観と感覚のままに書き殴ります。ネタバレは、未読の方が今後読んでも楽しめる範囲で
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ゼロから始める魔法の書Ⅲ ―アクディオスの聖女<下>―
ゼロから始める魔法の書Ⅲ ―アクディオスの聖女<下>―



(あらすじ)
 傭兵は吊り橋から落下し帰らぬ者となった――かに見えたが、神父と共に救出され、ロータス砦に身を置くことになる。ロータス砦を拠点とする盗賊の頭目は獣落ちで、どうやら「聖女」とつながりがあるらしい。彼らの目的は「聖女」の奪取。傭兵、頭目、神父。三者の思惑は錯綜するも、利害は一致している。一時的に共同戦線を張り、彼らはアクディオスへ進出する計画を立てる。

・本気で唸った一冊
・上巻読んで数ヶ月後に読んで問題なし
・ゼロ様お茶目
・ゲロシーンがあると名作の法則

<下巻>なので、第七章からはじまります。
なにがすごいって<上巻>読んで数ヶ月後に読むことを想定して書かれていることに驚きました。
うろ覚えで読んで問題ありません。
むしろ、<上巻>読んで時間をおいて読んだ方がカタルシスが大きいです。
p.208の6行目が衝撃的すぎて、思わず叫びました。
あの一文の説得力よ!
二冊に分けたのはそのためか!
一冊にまとめてしまうと絶対にこの効果は得られません。
虎走先生、すげぇ!
是非とも、<上巻>読み返さずに、うろ覚えのまま読むのがオススメです。

初読時に感じたこと。
ネタバレは全力回避しているつもりです!
ラストの展開について。
よーへー君、ゼロ様の言葉を聞かないという選択もあったのではないか。
で、いったん立ち去ろうとするものの、振り返り、何かを悟ったかのように、本文中で提示される「ある行動」をとる。
としておいて、ゼロ様一言「やはり、○○の○など○○べきではないな」と軽く微笑む。
の方が、p.302の「君が聞きたくないのなら、この話は忘れてくれ」の後に続くセリフが相当説得力を持つのではないかと思いました。

しかし、
上の提案通りにすると、本編中に提示され、最後の最後にもちょろっとゼロ様が口走る「○○術」なるものを完全悪として否定することになります。
もしかすると、虎走先生は、それを避けたかったのかもしれません。
魔術から魔法を体系的に生み出したゼロ様をメインヒロインにすえた本作。
彼女はきっと、魔術の、便利なところ、不便なところ、良いところ、悪いところを、よく知っているのでしょう。
魔術のあるひとつの側面だけを全否定するのは本作の態度としてふさわしくないという判断なのかもしれません。

世界観、テーマ、キャラ含め、読めば読むほど味わい深いです。
文句なしにオススメします。


主観:(+)

オススメ度:A


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周りにいませんか? 他人の言うことをすべて「善意」で解釈して、見たくないものを見ようとしない人。
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