読書感覚文
主観と感覚のままに書き殴ります。ネタバレは、未読の方が今後読んでも楽しめる範囲で
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黒崎麻由の瞳に映る美しい世界
黒崎麻由の瞳に映る美しい世界
第16回エンタメ大賞<優秀賞>



(あらすじ)
 黒崎はまるでお化けのようにおとなしく無口な少女。教室で浮いた存在だった彼女を、黒井は文化祭の準備に誘う。少女は、徐々に生きた人間の表情を見せ始める。

・二回読むことを推奨
・登場人物の心の作り込みが見事
・噛めば噛むほど味が出るタイプの小説

まゆちかわいい。
ページ開いてまずびっくり。39字×36行ですよ。えんためさんとこは34行が多いので若干圧迫感。『アンダートラップ』を思い出しました。
さて、読み始めてすぐ、「あ、ウェルメイド感……」と。展開追っかけるタイプの小説ではなく、登場人物の関係性や、心の動きを想像しながら楽しむタイプの小説です。
赤城君、白石さん、ういうい、柴原さん、みんなキャラクター立ってますね。
本当にみんな生き生きしていました。
先生、各キャラの精神構造かなりかっちり構築していらっしゃるのだと思います。

ネタバレはしません。
が、ラストの展開について。
p.296以降、
あるキャラがあざといぐらいにテーマらしいテーマを主張します。
これがメッセージですよ、と言わんばかりに。
……初読時はまんまと騙されかけました。
本質はもっと、私欲にまみれた人間的なテーマだったんですね。
じゃないと、各章の節々にアレを挟み込む理由がない。
第二章、第三章、第四章と進化していくアレ。
本当に人間的で、だからこそぞっとするものがあります。

ラストの一行は綺麗に決まっていると思います。
帯では『英雄譚』と煽られていますが、私は、まゆち自身の意志と決断を尊重したいと感じました。


主観:(+)

オススメ度:B


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じっくり読むタイプの良質な青春学園小説を読みたい方にオススメです↓




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