読書感覚文
主観と感覚のままに書き殴ります。ネタバレは、未読の方が今後読んでも楽しめる範囲で
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四百二十連敗ガール(3)
四百二十連敗ガール(3)



・一巻、二巻のサブヒロイン再登場が嬉しい
・美化委員って、そういうの
・「スーパーボールみたいに」って
・ぶらさがり健康器
・椿玲奈さんがすごく良いキャラしてる
・椿玲奈さんがすごく良いポジション
・まだ70だって

今回はツアーお休みでシンデレラグランプリ。
①椿玲奈さん、みゃーこの素行の悪さを嘆く
②椿玲奈さん、ハルに協力仰ぐ
③椿玲奈さん、ハルからツアーのことを聞き出す
④椿玲奈さん、みゃーこを奮起させるためにハルへ接近
なんて面白い展開。
椿玲奈さんの聖女っぷりに謎を含め、思惑を完全に明かさないセンスは好きです。
ハルの見当違いな気遣いネタは笑えます。
しかし、今回はとにかく、もったいないです。
ツアーお休みでデレグラに絞るという最高のおもしろ仕掛けが、結果的に致命傷になっていると思います。
核心部のネタバレは避けた上。
大きな問題点を紹介。
「それに……、あれは、あなたが考えた原稿じゃないんでしょ?」
p.64で謝罪した後に、この台詞もしくはこれに準じる台詞が絶対に必要です。
椿玲奈さんが、何故女子生徒に嫌われまくっているハルに優しく接するのか?
登場キャラおよび読者の誰もが抱くこの疑問。
本作では「聖女だから」という一点で解決しようとしています。
アプローチは間違っていないはずです。
確かに玲奈さんの「聖女」キャラは立っています。
しかし、
本編で玲奈さんは、壇上の事故について言及するのに、その直前の演説についてまったく言及しません。言及しないどころか、聞いてなかったように振る舞っているような素振りすら見せません。
これが大問題です。
これだと彼女が、女子の蟯虫検査のフィルムを舐めて持ち主を特定する趣味を公衆の面前で露呈することをまったく問題に思っていないように見えるのです。
彼女の立ち位置にそぐわないし、物語の説得力を著しく損ねています。
新入生代表挨拶時に玲奈さんは緊張していてハルの演説を聞いていなかった、という弁解は通りません。
たとえ玲奈さんがそのとき聞いていなかったとしても、現状不名誉な称号を得て忌み嫌われているハルに優しく接するという選択をしている以上、他の女子生徒が何故彼を嫌っているのかを理解できていないというのは、美化委員代表で聖女でしかも知性感性豊かな完璧超人という玲奈さんのキャラとしておかしいのです。
玲奈さんの「聖女」というキャラ付けを強調するなら、絶対、絶対に、一巻冒頭シーンの新入生代表挨拶について触れるべきだったのです。

玲奈さんというボスキャラの設定は本当に良かったんです。
p.280なんか、泣きそうになりました。
それだけ玲奈さんのキャラが好きになってしまい、主観では(+)をもうひとつ増やしたいくらいなんです。(主観は + か - の二種どちらかでしか評価しません)
でも、不備が目立ちました。
悩んだ末に、オススメ度は下げさせてください。


主観:(+)

オススメ度:C


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